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Nature Impressionism

モネ、ルノワール、ターナー・・・
光を追求した巨匠たちからヒントを得た写真作品です。
風景写真の表現方法は、この10年ほどであまり進化していないと感じてきました。特にSNSの影響で、写真がコモディティ化(一般化)し、毎年似たような作品が繰り返し投稿されることに、次第に疑問と飽きを感じるようになりました。
そこで私は、もっと深い表現を求めて、より長い歴史を持つ「絵画」の表現手法を辿るようになりました。どうすれば見る人に、自分の感動や印象を伝えられるのかを模索してきたのです。
その中でたどり着いたのが、「線と色」といった被写体の基本的な要素に加え、カメラ特有の「時間軸」の操作を活かすという考え方です。被写体の固有名詞にとらわれず、「自然の光」を使ってカメラを動かしながら描くように仕上げていく。まるで絵画のような写真表現を目指して、独自の作風を追求しています。
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